イオンモール土岐は宝の山だった!?【イオンモール土岐オープン記念】
Y's FactoryのYOSHIです。
岐阜県土岐市に「イオンモール土岐」がグランドオープンしましたが、イオンモール土岐がオープンする前から宝の山だったんです。
※写真はイメージです。
昔は鉱山だったんです
こんな広大な土地には昔、何があったのか気になったので、調べてみました。
実は営業を終えた「中山鉱山」跡地に建設されたようで、旧土岐口村の山林や窯業資源を共有財産として管理運営する特別地方公共団体「土岐口財産区」が、営業を終えた「中山鉱山」跡地にイオンモールを勧誘して、今回のオープンに至ったようです。
中山鉱山っていったい何?
中山鉱山は、昭和34(1959)年に開山した鉱山で、美濃焼用の粘土を採掘していたようです。
土岐市西部の神明峠周辺の丘陵地には美濃帯堆積岩類を基盤として瀬戸層群が広く分布しており、その中に国指定の天然記念物「美濃の壷石」を含むことで知られています。その瀬戸層群の上部層をなす土岐砂礫層を剥がして、下部層である土岐口陶土層を露天掘りで採掘している鉱山です。花崗岩が風化して生成されたカオリン鉱物が静穏な湖水環境下に運ばれて形成された木節粘土をおもに稼行対象としていましたが、2017年3月で採掘を終了しています。いくつもの小規模な堆積盆地に分かれて堆積している土岐口陶土層を採掘している点は、多治見市の小名田鉱山や恵那市山岡町の丸原鉱山などと同じです。
この鉱山は「土岐口財産区」が所有していて、土岐口財産区が鉱山の跡地活用案を募集したところイオンのみが応募して、財産区の審査会で、イオン関係者が出店計画を説明し、出店が決まったそうです。
その後、跡地は数十億円をかけて財産区が造成し、イオンがその敷地を30年~50年間、貸借するようで、賃料は1坪(約3・3平方メートル)当たり月額280円で、土岐市は固定資産税として、年間約1億5千万円と言われています。また、それに投資する額は、推定約150億円~200億円にも及ぶようです。
つまり昔は鉱山、今はイオンとして宝の山なんです。
そんなイオンモール土岐の情報はこちら
https://toki.aeonmall.com