Y's Factory blog

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しれっと雇用保険が値上げされとる

Y's FactoryのYOSHIです。

先日、給与明細はた見たら、いつもより少し少なくなっているのに気付き、調べてみると「雇用保険料」が高くなっているんです。

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こんなしれっと値上げされても困ります

2022年10月から雇用保険の保険料率がしれっと引き上げられ、労働者と事業主の負担分が増えました。

失業給付などをまかなう雇用保険は、新型コロナウイルスの影響で雇用調整助成金の支給額が増え続け、財源不足が課題となっているために法律が改正されました。
雇用保険の保険料は労使が負担していて、今月から労働者は賃金の0.3%から0.5%に、事業主は0.65%から0.85%にそれぞれ引き上げられます。
例えば、月給が30万円の労働者は、現在の月額900円から1500円の負担となり、企業側は月額1950円が2550円になります。
適用されるのは来年3月までで、その後は厚生労働省の審議会で検討されることになっています。

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しかし、一回上がったらなかなか元には戻らないんじゃないですかね。まだまだコロナ禍や円安の影響が続いているので、延長されるのは間違いない気がします。また、ガソリンのようにしれっとそのまま半永久的に続くかもしれません。

いつの間に決まった?許した覚えはありません

雇用保険に加入している労働者や企業が支払う保険料は、実は毎年見直しが行われているそうです。失業保険の受給者数や保険料の積立金などをもとに保険料率は見直されており、変更がある場合は4月1日から施行されることが一般的です。

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しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、雇用保険の予算や積立金が大きく圧迫されています。その状況に鑑みて、2021年12月の「2022年度予算編成」の閣僚折衝において、急遽雇用保険の引き上げについて合意されてしまったようです。