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青い池【北海道美瑛】は本当に青かった。

Y's FactoryのYOSHIです。

北海道美瑛にある「青い池」を見てきたんですが、本当に青かったんです。

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青い池は本当に青かった

北海道の観光ではかなり定番の「青い池」ですが、今まで行ったことがなかったんです。まさか、テレビや雑誌で見るような青さはないだろうと思っていたんですが、本当に青いんですよね。特にこの日は雲ひとつない、とってもいい天気だったこともあるかもしれません。

青い池で食べるなら、青いソフトクリームでしょ

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私は各地の観光地にご当地ソフトクリームがあるとつい食べてしまうんですが、特に北海道の観光地では必ずと言っていいほど、ご当地ソフトクリームを食べるんです。

やはり、青い池の売店に「青い池ソフトクリーム」がありました。しかし、青色を表現しているのは「ラムネ」で全くご当地ソフトクリームとは言い難いものだったので、食べるのをやめてしまいました。

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しかし、諦めきれないので、青い池の近くにあった道の駅に行ってみると、「ブルーポンドソフトクリーム」というかなりオシャレな青いソフトクリームを見つけたんです。美瑛ファームの3種類の生乳を独自の割合でブレンドし、「低温殺菌製法」、「真空濃縮製法」など、生乳のプロがこだわり抜いて作った濃厚な味わいのソフトクリームなんです。しかも、青色を表現するのは、ラムネではなく、"スーパーフードの王様"といわれる天然着色料の【スピルリナ】を使用した【ブルーポンドソフトクリーム】なんです。スピルリナはビタミン、ミネラル、アミノ酸など50種以上の健康、栄養成分が入っていて、体にもいいんです。

 

どうして青いんだろう

実は青い池は天然のものではありません。1988年12月の十勝岳の噴火に伴い、火山泥流を防ぐための防災対策として、美瑛川本流にいくつかの小規模なダムのようなものが作られました。そこに偶然、川の水がたまってできたのが青い池なんです。でも、単に水がたまっただけでは青くなりませんよね。青い池の青さの秘密は、その水にあります。

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諸説ありますが、この水は白金温泉付近で合流する支流や「白ひげの滝」に含まれる硫黄などの温泉成分をはじめ、アルミニウムなどを含んだ水と美瑛川の水です。その2つの水が混ざると目に見えない「コロイド」が生成されます。

太陽の光と水中のコロイド粒子が衝突し、いろんな方向に光が散乱します。波長の短い青い光が散乱されやすいため、その光が私たちの目に届き、青く見えると言われています。また池の底にある白い土壌が光を反射して、青さを引き立てているという一説もあります。太陽の光、アルミニウムを含んだ水と美瑛川の水、これらが絶妙なバランスによって、青い色を作り出しています。

偶然できてしまった池が、これだけ美しい光景を生むとはすごいことですね。天候、時間帯によっても見える青さが違います。また季節によっても別の美しさが楽しめます。ぜひ、自分の目で確かめてみて下さい。