Y's Factory blog

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オイル交換なんて簡単!DIYで挑戦してみよう!

Y's FactoryのYOSHIです。

今回は特に「オイル交換を自分でやってみたいなぁ。」と思っているけど、やったことがないという人に読んで欲しい内容となってます。

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しかし、「オイル交換ぐらいやったことがあるよ。」という人でも、意外と知らない裏技や気をつけて欲しいこともあるので、参考にしてみて下さい。ただし、クルマのことをほとんど知らない人が『はじめてオイル交換をする』ことを前提に書いてあるので、悪しからず。

今回はディーゼル車や輸入車はNGとします。

ディーゼル車や輸入車はオイル交換が難しいクルマが多いので、今回の説明では日本車であり、ガソリン車に限って説明します。 

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今回はオイル交換だけにしておきましょう。

欲張ってオイルエレメント(オイルフィルター)まで交換しようと思うと、かなり知識や道具が必要になってくるので、今回はオイル交換にポイントを絞って説明します。

まずコレを買ってきましょう。

この2つだけは買わないとできません。

エンジンオイル

ドレンボルト(オイルを抜く所)を外す工具

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エンジンオイルはどれがいい?

大変多くの種類があり、絶対に迷います。まずは、純正(新車時に入っていたもの)と同じグレードにしましょう。クルマに積んである説明書に書いてあります。あとはカー用品店やホームセンターに行って、店員さんに聞けば親切に教えてくれるので、恥ずかしがらずに聞きましょう。ただし、カー用品だと「お店で交換しませんか?」と言われるかもしれませんが、ココはキッパリと「今回は自分でやりたいんです!」と言いましょう。

エンジンオイルは何リットル買えばいい?

これも何ℓ入るか説明書に書いてあります。4ℓ缶で売っているオイルが1番種類が豊富です。しかし、軽自動車の場合は3ℓもあれば足りるので、3ℓ缶も売られています。あとは1ℓ缶もあるので、4ℓ缶では足りないクルマの場合は追加で買って下さい。ただし、同じオイルの方がいいですね。

ドレンボルトを外す工具

これもかなりの種類があります。安さで言えば100円ショップですが、ドレンプラグがなめて(壊れて)しまう可能性があるので、あまりオススメできません。最低でもカー用品やホームセンターに売っている一番安い工具にしましょう。

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また、サイズもいろいろあるんですが、日本車であればだいたいは「17mm」というサイズです。これはお店の人に聞けば、教えてもらえますよ。

作業開始!

と言いたいところですが、次に廃オイルを入れる入れ物を準備します。通常なら、「オイルドレン」というオイル専用の入れ物があるんですが、今回はお手製のオイルドレンを作ります。まず浅くて広め(高さ20cmで 40cm四方ぐらい)のダンボールの箱を準備して下さい。そこに、ゴミ袋をかければ完成です。要するに、クルマの下に置ける高さで、オイルが余裕で入る大きさなら、大丈夫です。

今度こそオイルを抜きたいと思います。

まず、オイルを抜く前にエンジンフード(ボンネット)を開けて下さい。フィラキャップ(オイルを入れる所)を外します。通常は手で外せますが、硬い場合はモンキレンチで外します。なければ、頑張って外して下さい。右ネジなので左に回せば外れます。

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次に、エンジンオイルのドレンボルトを探します。エンジンの下にあるオイルパンと呼ばれる所にあります。トランスミッションのドレンボルトと間違えやすいので、注意して下さい。見つけたら、先程作ったお手製のオイルドレンをドレンボルトの辺りに置き、工具で緩めて下さい。工具で緩めた後は手でゆっくりと外して下さい。ただし、エンジンが熱い状態の時はヤケドに注意して下さい。

今度はオイルを入れますよ。

オイルを抜いている間に準備をします。はじめての作業で疲れた人も多いと思うので、休憩がてら新聞でも読みましょう。その間にオイルが抜けると思います。

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休憩は終わりましたか?

ドレンボルトの締め付けトルク

では、そろそろオイルが抜けたと思うので、ドレンボルトを締めます。一般的にドレンボルトの締め付けトルク(締める力)は普通車40N・m、軽自動車30N・mとなっていますが、トルクレンチという工具が必要になります。これまで揃えると、かなりお金がかかるので手トルク、つまり感覚で締め付けるしかありません。

手トルクの目安は?

肩から腕を固定し手首を曲げる地下だけでゆっくりと強めに締めるグッと締まった後、動かなくなります。もう少し締まりそうだったら工具を掛けなおしてもう一度やります。これで25~30N・mで締まっています。

ここまで締めれば、オイルが漏れたり、ドレンボルトが緩むことはありません。普通車なら、この状態から少しだけゆっくりと腕を引いて下さい。さらにグッと締って動かなくなったら締め付け完了です。

オイルを入れましょう

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本当はオイルジョッキという道具で、オイルを入れるんですが、今回は先程、休憩の時に読んだ新聞紙を円錐状に丸め、上記のイラストのような漏斗を作ります。

それをフィラーキャップの所に差し込み、オイルを入れます。 

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しかし、オイルジョッキがないと、オイルの量を測れないので、自分の感覚でオイルを買った時に確認した量より少なめに入れて、後から少しずつ足していきます。とにかく、入れすぎに注意です。

オイルの量を確認しましょう

お手製の漏斗を外し、必ずフィラーキャップを締めて下さい。最初硬かった場合もそんなに硬く締めなくても、大丈夫です。締めたら、エンジンをかけましょう。

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すぐにエンジンオイルがエンジン内を循環しますので、エンジンを止めて、エンジンオイルの量を確認しましょう。

オイル量ってどうやって見る?

エンジンルームを見ると、黄色ゲージがあるので手で一旦抜いて、ウエス(ボロ布)で拭いて、もう一度奥まで挿して、抜いた時のオイル量を見ます。

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あとはMAXまでオイルが来るように、調整するだけです。

後片付けをしましょう

最後にオイルを捨てる必要があります。面倒な人は「オイル処理ボックス」というのが、カー用品店やホームセンターで販売されているので、エンジンオイルのついでに購入しておくとよいでしょう。そうすれば、お手製のオイルドレンを作る手間もないので、楽チンです。

しかし、今回はなるべくお値打ちに実施したいので、あえてオイル処理ボックスは購入せずに、購入したエンジンオイルの缶に戻して、エンジンオイルを購入したお店へ持っていけば、無理で引き取ってもらえますよ。

初めてだと結構大変かもしれませんが、1度やってしまえば、案外簡単です。がんばってやってみましょう。
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あくまでも、自己責任で実施して頂き、もしわからないことがあれば、メールしていただければ、お答え致します。お気軽にどうぞ。