スイカをタネから育ててみた 最終回
Y's FactoryのYOSHIです。
熊本県産の「ひとりじめ」というスイカのタネを植えてから約100日、ついに最終回です。
甘くてオイシイ
確かに甘くて、オイシイし、中には真っ黒で最初に埋めたタネと同じ大きさのタネができました。しかし、写真を見ると何か違和感を感じませんか?赤と黒のコントラストの比率がおかしいと思いませんか?そうなんです。食べれる赤い部分がめちゃくちゃ少ないんです。
あれから、なかなか大きくならず、また前回のように爆発してしまい、食べれなくなってしまうと悲しいので、諦めて食べることにしました。少し虫が食っていましたが、中までは入っていませんでした。まぁ、かなり小さいとはいえ、甘いスイカを食べることができたので、今年はとりあえず合格とします。しかし、来年こそはもっと大きなスイカを育てたいと思います。
なぜ、大きくならなかったのか?
来年こそ、成功させるためになぜ大きくならなかったのか、調べてみました。
1.一番花に着果させたらダメらしい
スイカの雌花は、1本のつるに対して複数咲きます。複数花が咲くその中でも、受粉に適した花と適さない花があるらしいんです。
特に一番最初に咲いた雌花は、せっかく受粉させても、実が大きくならなかったり形がいびつなことが多いらしく、受粉させるのは二番目か三番目に咲いた雌花が適しているそうです。
来年は一番最初の雌花は摘んでしまおうと思います。
2.日照不足
受粉がうまくいった後、実が日陰になっていると、うまく大きくなれないことがあるみたいですが、その時期はかなり太陽に当たっていたので、大丈夫なはずです。しかし、まだ実が小さいときに夏の強い直射日光が当たると、中の実は生長しているのに、皮が硬くなって裂果が起きやすくなるらしいので、爆発したのかもしれません。
3.用土・肥料の問題
スイカは、用土や肥料に敏感な野菜で、土づくりや肥料に問題があると果実も生長しにくいそうです。元肥が多すぎると「つるぼけ」になるそうです。確かに肥料を入れましたが、多すぎたのかもしれません。生長に従って、追肥で補っていくことが大切みたいですね。
4.着果させて過ぎ
スイカは、3~4本の子づるに1個ずつ着果させるのが、効率よく実を大きくさせる方法だそうですが、それぐらいだと思います。
5.受粉不良
うまく受粉ができていない場合も、実が大きくならないそうです。うまく受粉できていない場合はいくら待っても、実は大きくならないそうです。今回は自然受粉に頼りましたが、やはり確実に受粉させるために、人工受粉をしたほうがいいみたいですね。