Y's Factory blog

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パレイドリア現象ってご存知ですか?何でも顔に見えるアレです

Y's FactoryのYOSHIです。

皆さんは「パレイドリア現象」って知ってますか?見たものに対して別のものを当てはめてしまう現象のことを言うんです。

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下の写真は私が駅のホームで見かけた光景なんですが、私にはこの電柱ががんばって電車の電線を上から引っ張っているようにしか見えないんですよね。

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ちょわかりにくいんで、アップしてしたものがこちらです。まるでハチマキをして、口を開き、苦しそうにしているように見えませんか?

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パレイドリアとは

心理現象の一種で、視覚刺激や聴覚刺激を受けとり、普段からよく知ったパターンを本来そこに存在しないにもかかわらず心に思い浮かべる現象を指します。

一般的な例として、雲の形から動物、顔、何らかの物体を思い浮かべたり、月の模様から人や兎の姿が見えてきたり、録音した音楽を逆再生したり速く/遅く再生して隠されたメッセージが聞こえてきたり、というものがあります。意識が明瞭な場合でも体験され、対象が実際は顔でなく雲だという認識は保たれます。

パレイドリアは、ランダムデータの中に何らかのパターンを認識するアポフェニアの、視覚的・聴覚的な事例である。アポフェニアおよびヒエロファニーと共に、パレイドリアはかつての社会で、世界の混沌を秩序づけ世界を理解可能なものにする役割を果たしたのかもしれません。

 

無秩序な映像や光と影のパターンの中に顔を思い浮かべる

脳磁図を使った2009年の研究によると、顔と認識されるような物体は紡錘状顔領域で短潜時 (165ms) の賦活を引き起こし、これは顔そのものが惹起するそれと時間的・位置的に近いものです。一方、他の一般的な物体の提示ではこうした賦活は見られません。この賦活は、実際の顔を見た時に起こる、より若干早い130msでの賦活に似ています。顔のような物体が引き起こす顔の認知は比較的低次のプロセスであり、高次の認知的再解釈現象にはあたらないと論文の著者らは論じています。fMRI を使った2011年の研究も同様に、実物ではないがそれらしい姿をした新規の視覚刺激を繰り返し提示すると、実物を提示した時の fMRI 応答が減弱することを示しました。これらの結果は、その不明瞭な刺激の解釈が、既知の物体が誘発する同種のプロセスに依存していることを示しています。

   

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